大谷投手の「日本ハムファイターズさん」というのがめっちゃ気になる。

メジャーに行くと行っていた、大谷君が説得により一転、日本ハムに入団することを表明したとのこと。

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ニュース自体は、別に異論もない。

 

志は高く自分の道を決めていたが、現実をデータとともに示してくれる人がいて、冷静に状況を鑑みた結果の判断 。私は支持する。

 

とはいえ、気になったのは、タイトルの「日本ハムファイターズさん」。

 

まだ入団が決まる前であればまだしも、もう入団が決まった訳なのだから、その団体に敬称は付けるべきではないか。

 

そもそも球団名に「さん」ってつけるの?

相手の団体に敬称を付けることはビジネスの現場では、割と一般的になってきたように思う。自分自身でも使うことはあるが、実際に口にしながらも、いつも居心地の悪さを感じている。だって、なんか表面的なんだもん。

 

別にいいじゃん、相手の会社名をそのまま言っても。

 

電通の社員に、「電通っていい会社だよね!」って言って問題あるだろうか。

「電通さんっていい会社だよね」の方が気持ち悪くない?なんか距離を感じる。

「電通っていい会社ですよね」でももちろん問題ない。

 

高校生がビジネス的な慣習である団体への「さん」付けをしていることへの違和感がすごかった。背伸びをしているのだろうが、なんかこれからお世話になる球団に対してよそよそしすぎる。

 

でも、その発言をメディアがそのまま掲載するってことは、大谷君の感覚の方が普通なのだろうか。