リリースされたiOS版GoogleMapが使いやすい。
もうタイトルのまんまですが、すごく使いやすいです。
アップル版にあったような、斜め見下ろし視点もあり、ナビ機能もあり、もちろん情報は正確で詳細。
もうこうなったら誰もアップル版を使うことはないと思う。
β版でもいいから早くリリースすべしというのはウェブ業界の鉄則だけど、早くリリースしすぎて失敗した一番の例になってしまった。
今回のアップルの失敗の原因は
1 完成度が低すぎた(実用に耐えないレベル)
2 ユーザーに新サービスへのニーズがなかった(グーグルマップで十分)
ことに集約されると思う。
不満はあれど、実用に耐えるならみんな文句をいいながらも使ってくれただろうし、あるいは事前にグーグルマップが提供されてないような状況であれば、みんな仕方ないと思って使ってくれただろうと思う。
既存のサービスではカバーできていないような内容のサービスを、ある程度のクオリティーにまで引き上げてリリースする
って書いてみたら当然のようなことの大切さを改めて感じた。
もし今後アップルがマップ機能を大幅にアップグレードしたとしても、なかなか手に取ってもらえないと思う。
一度失った信用は取り戻すのが大変、というこれまたまっとうな現実にアップルは突き当たるわけだ。
焦って飛び出してもダメだよ、と自戒をこめて書いておこう・・・