日経電子版はiPadのキラーアプリ!眠ってたiPadが蘇ったよ!

iPadアプリでも読める日経電子版を遅ればせながら導入。

 

ネットではヤフトピを始め、情報がただで手に入るので、別に金だしてまで新聞の情報を手に入れる必要はないと思っていたのですが、諸事情から手を出してしまったこいつが、思いのほかめちゃくちゃいい。

 

はっきりいって、自分としては眠っていたiPadの稼働率を大幅に上げるキラーアプリになりそうな気配だ。

 

良い点は、3つ。

 

1 定点観測的に世の中の注目記事が知れる。

 

2 新聞の一覧性はやはり便利。

 

3 日経のホームページの有料記事も読める。

 

それぞれ詳述。

1 定点観測的に世の中の注目記事が知れる。

ネットは速報性があるので、情報に当たった時点で最新記事が読めることが最大の利点だ。それに対して新聞は一日一回更新で、それが情報の流れが早い現代では弱点であるのだが、視点を変えると、きちんと毎日きちんと情報をまとめて、その時点で分かっていることと分かっていないことを整理してくれるというのは、改めていいわ。

 

ネットではニュースの優先順位は最新であることだから、新しいニュースほど目につきやすい場所に配置される。そして、時系列に並んだニュースから読み手は好きなものを読めばいいというスタンスだ。これは自由度が高いかわりに、世の中では今何が話題なのか分かりづらい。また、関連のニュースをまとめることがないので、項目としてニュースの数が膨大になってしまうというデメリットもある。ヤフトピなんかもトップに乗るニュースこそ数少ないように思えるが、午後遅くに今日のトピックを総ざらいしようと思うと、かなりの数になり、重要性に関わらずずらーっとニュースが並ぶのはやはり分かりづらい。

 

また、ネットでは全てが流れの中にあるので、前提となるニュースについての解説などは省略される傾向にある。その代わり過去記事へのリンクがついているわけだが、それらを全て追うのは結構面倒だ。自発的に調べようと思えばいくらでも調べられる代わりに、簡単に一通りの情報を知りたいという人には不便に思える。

一方、新聞は一日という時間を区切った中で、ニュースのインパクトの大きさで誌面が編集される。また、そのニュースの周辺情報についても過不足内程度にはさらってくれる。これはやはり便利だ。

 

2 新聞の一覧性はやはり分かりやすい。

iPad上では、新聞の紙面がそのまま見られる。(広告もそのままだ。)

 

新聞に比べれば小さなiPadの画面だが、それにしても、ものすごい情報量が一度に見られる。ネットニュースでこれだけ文字が並んでいたら読む気にならないと思うくらいの情報量だ。これは単純にすごい。iPad3の画面なので荒さも気にならない。

 

オフラインでも読めるところとかも気が利いている。ページを送ると一瞬読み込みのためにぼやける瞬間があるが、新聞を読む時にも物理的にめくる時間がかかることを思えば気にならない。

 

3 日経のホームページの有料記事も読める。

これは副次的なことではあるけれど、今まで無料会員だったときに、タイトルが気になる日経ウェブページの記事があっても「有料記事だから読めない」という地味にめんどくさい事態に割と結構でくわしていたのだ。これが解消できるというのはよい。地味によい。

 

結論

よい事尽くめではあるのだけれど、コストとして毎月4000円とかの価値があるのかという点に評価が別れる所だとは思う。感覚的にも4000円は少し高いとは思う。一年だと5万とかになっちゃうわけで。。

 

とはいえ、おいらは内容に満足しているので使うつもりです。

(家計が苦しくなったら考えるかもw)